めぇっちゃだいじ


自己プレゼン能力の優れている人間が勝つ社会だと感じている。いや、勝ってしまう社会という方が正しいだろう。

ニート生活の中で、ハッタリであれ物事をハキハキとつまらずに話す人間が世の中に溢れていると気づいた。

テレビに映る胡散臭いコメンテーターや、少し厳しい事を言うエンターテイナーなど、彼らは大きな声で、画面に文字が映されるような事を喋る。
あるお笑い芸人がよくとる手法として、自分がウケると思った内容を、一度その場の空気を静かにさせてから二度目を勢いよく言うという事がある。これは、自己主張からきているのだろう。

いや、ただ空気を止めて同じ事二回言うただけやん。

そう感じさせない所がプロなんだと言われたら、そうなんだーと流す程度の興味しかないのだけど、保険はめぇっちゃだいじ。